肺がん手術の基礎知識
病気は手術によって完治すると言うイメージを持たれている人も多いと思いますが、実はすでに進行してしまいほか臓器まで転移が進んでいるがんには手術では手出しができない場合があります。
実際にがんの進行度がステージ3期以降に入ってしまうと例え手術を行ったとしても改善はしないでしょう。
他にも小細胞がんでは転移や進行速度の問題から手術で治療するのはとても難しいと言われています。
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しかしこれらの状態では反対に抗がん剤が効きやすいというデータもあり、手術が難しい患者には抗がん剤を用いた治療が行われます。
がん以外の病気でも同じことが言えますが、手術は体力や年齢によって不可能な場合もありますので、そういった条件も考慮してどういった治療法をとるかを総合的に考えていきます。
日本国内では年間に肺がんによる死亡者が6万6千人というデータがあります。
すさまじい数値ですが、この数値からわかるように日本で最も死亡者数が多いがんが肺がんです。
肺がんの発症率もさることながら、肺がんの治療の難しさもこの死亡率の増加に影響してしまっているようです。
がんが発見されたときに肺にがんが留まったままで、さらにリンパ節への転移もない場合は手術で完治が期待できます。
ところがリンパ節への転移があると、手術で切除をおこなっても、リンパ節内のがん細胞によって再発するケースが多いのです。
一部資料によりますと、肺がん患者の約40%が肺がん手術を行っており、このうちの半分は再発が確認されているそうです。
再発が続くと治療費、体力ともに非常に負担が大きいため、再発の可能性が高い場合は手術をしないという判断が下されると言うわけです。
なお、がんが他に広がってしまい、もう手術ではどうしようもなくなっているときには抗がん剤投与による延命治療が行われます。
しかしこれはあくまで延命のためであり完治はせず、痛みを緩和させるレベルのものとなっています。
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